2014年度 公益社団法人 須賀川青年会議所



公益社団法人
須賀川青年会議所
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2017年度 公益社団法人須賀川青年会議所 理事長所信

Innovation

~自らが変われば地域が変わる~



     第 53 代理事長 相楽 祐也 




 戦後復興のため、東京青年商工会議所(東京青年会議所)が設立され、この国にJC運動が始まったのは68年前。そしてこの地に須賀川青年会議所が誕生してから52年。 先輩諸兄は、地域のリーダーとして市民運動の先頭に立ち様々な成果を残して来られました。その想いは、確かに我々に受け継がれ「明るい豊かな社会の実現」を目指し今日に至ります。 「先駆者として…地域のリーダーとして…」理想を掲げ革新的な運動を行ってきた成果は広がり、この地に多くのNPO法人やまちづくり団体を生み出す一つの要因となりました。 それら様々な団体が運動を起こし地域社会において活躍している今、かつては青年会議所しかなかった時代から、青年会議所もある時代へと変遷しております。
 しかし、先輩諸兄から受け継いだ革新の灯、その火種を受け継いだ我々は、常により良い変化を求め、先頭に立ち行動を起こさねばなりません。 伝統を受け継ぐのであれば、守り続けるだけではなく、革新的発想で変化し続けなければなりません。時には諸団体と協働し運動を起こすことも必要になるでしょう。 ですが、その中で我々にしか出来ないことを考え行動する。それがこの地域におけるJCの存在意義であると私は考えます。
 2011年のあの日から6年、このまちは徐々に落ち着きを取り戻しつつあるように見られますが、県内では未だ、帰還困難区域として故郷に帰ることすら許されない地域があります。 人口の減少は止めることができず、風評被害の収束にはまだ時間が掛かるでしょう。しかし、戦後復興のため東京青年商工会議所が立ち上がったように、この地域には我々がいます。 “新日本の再建は我々青年の仕事である”そして“新いわせ須賀川の再建は我々JCの仕事である”創始の精神そのままに運動を展開していきます。


【魅力あるまちへ】

首都圏や大都市への一極集中を解消し、地方の人口減少に歯止めをかけようと地方創生が声高らかに叫ばれる昨今、この地域でも人口減少は大きな問題として取り上げられています。 それを解消するためには、安定した雇用を創出し、地域への新しい人の流れをつくり、安心した出産・子育ての環境を整備し、健康な暮らしを守る。 これらの問題に総合的に取り組まなければなりません。幸いにも、豊かな自然環境に恵まれたこのいわせ須賀川地域は、農業、商業共に盛んであり、鉄道、高速自動車道、 さらには県内唯一の空の玄関口「福島空港」を有する等、インフラ面でも非常に恵まれており、公立岩瀬病院を軸とした地域医療も盛んなまちです。
 では、これらの魅力をどうすれば効果的に発信していけるのか。地域の特性を生かし持続可能な発展と活力を与え得る団体としてあるために何をするべきか。 まずは我々がこの地域の素晴らしさを深く理解し、地域住民の皆さんと意識共有をすることで「この地域に生まれて良かった、住んで良かった」と心から思える人を一人でも増やしていきたい。 外からくる方たちに来て、見て、感じて貰いたい。我々の事業を通してそれらを理解してもらい、地域の催事を通してその魅力を発信していきたいと考えます。 また、恵まれた現状に満足することなく革新的発想でこの地域の新たな価値を創造していきたいと考えます。その為には何が必要であるかを考え、地域の可能性を発掘し、 より良い変化を求め、まちづくり運動を展開していきます。


【未来への希望を育む】

 地域の未来を考えるとき、その主役は子ども達であり、その笑顔はいつの時代も輝いていなければなりません。よく最近の子ども達は昔とは違うという声を聞きますが、果たして本当にそうなのでしょうか。 子ども達は今も昔も変わりません。変わっていくのは常に大人たちであり、そこから学び、吸収していった子ども達は良くも悪くも変わっていける存在なのです。 その様な時期に、自然と触れ合い学び、世代間・都市間交流の場を提供することは非常に重要なことであると考えます。
 我々は長きにわたり青少年育成事業を継続して行ってきました。夏冬合わせて通算40回目となる本年も継続して行います。時間をかけて成熟させたこの事業は、 年々様々な要素を取り入れ発展してきました。
 この事業を通して学びを得たのは子ども達だけではありません。本年もそのまま踏襲するだけではなく、前年度を評価し改善し、新たな取り組みを加えることでさらにより良い事業を展開していきます。 私たちの住む地域から明るい未来への希望を育みます。


【確かな組織運営】

 我々は今まで総会、例会、理事会等の会議に大いに力を注いできました。事業内容の精査はもちろん、不備のない資料、入念なリハーサルは事業の根幹であり、 これを当たり前に行うことが出来なければより良い事業は生まれません。逆を言えば、質の高い会議を行うことが出来ればより質の高い事業を行えることは必然です。
 また、広く対外へ向けて我々の運動、活動を発信し、理解して頂くことも重要です。電磁的手法、SNS等、様々なツールを用い賛同者を多く獲得することにより、 運動がさらに広がり地域を変える大きな力となります。革新は、確かな組織の土台があって初めて生まれます。


【組織に新しい風を】

 全国の青年会議所において会員数の減少は深刻な問題であり、当青年会議所でもそれは大きな問題として取り上げられています。ピーク時には100名を超えた (公社)須賀川青年会議所も年々会員が減少し、今や50名程度となっています。人口の減少に起因してその数を減らすことは自然なことかもしれません。 ですが、この地域にはまだまだ行動を起こしたいと考える青年がいるはずです。それを漏らさず発掘、獲得するためには、この現状をメンバー一人ひとりが真摯に受け止め、 危機意識を持ち、当事者として行動を起こさねばなりません。新たな仲間を獲得することは組織に革新を齎すことであり、ひいては新しいまちづくりに繋がります。 本年も組織の拡大を全メンバーで取り組んでいきます。


【革新的発想を持つ人材の育成】

 この地域を広く発信していく上で、この地域の歴史を、文化を、沢山の資源を正確に理解し語ることの出来る人間が何人いるでしょうか。表面上は知っていても、 その奥深くにある素晴らしさを知る人間は何人いるでしょうか。
 現在(公社)須賀川青年会議所の約半数は入会3年未満のメンバーです。経験年数が浅いから知らないと言っている訳ではありませんが、 経験豊富なメンバーが少なくなってきている状況がここ数年続いています。ここで改めて我々の地域について学び、考えることが必要になってきていると感じます。 それらがあって初めて革新的発想が生まれるものであると考えます。
 革新的発想を持つリーダーの育成は、近い将来、地域社会をより良く変えることが出来る人材を輩出することであり、我々の理想とする“明るい豊かな社会”への確かな一歩となります。


【むすびに】

 我々が生きるこの豊かな社会は先人たちの努力の賜物であり、その功績に敬意を払うとともに、そこから多くを学び、その精神を引き継いでいかなければなりません。 そして、その先の未来は今を生きる我々が創り出すものです。
 “世界に変化を望むなら、自らがその変化となれ”
 どこかで起きた変化に身をゆだねるのではなく、自分自身を変化の中心として周りの人たちを巻き込んでいく。これはガンジーの言葉ですが、どことなくJCの精神を表した言葉のような気がします。
 地域をより良い方向に変えるには、まず自分が変わること。自分の意識が変われば仲間を巻き込み、いずれこの地域が良い方向へ向かって進んでいくと信じます。自分の心にInnovationを!
 同じ志を持った仲間と共に一年間邁進していきます。いわせ須賀川を変えるのはオレたちだ!




事業計画

・魅力あるまちを発信する事業
・未来への希望を育む事業
・革新的発想を持つ人材を育成する事業
・会員全員で行う組織の拡大

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