公益社団法人 須賀川青年会議所



公益社団法人
須賀川青年会議所
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2022年度 公益社団法人須賀川青年会議所

   「未来を描き、今!行動!」


第58代 理事長
   阿部 貞治

【はじめに】

1949年、戦後の焼け跡から国の再生への使命感を漲らせた48名の青年の手によって、日本青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現という未来を描き、大きな一歩を踏み出しました。そして、その志のもと、日本各地で多くの青年会議所が生まれ、1965年、このいわせ須賀川の地に289番目となる(公社)須賀川青年会議所が誕生しました。その後これまで、多くの先輩諸兄が、先駆者としてたゆまぬ努力と多大な情熱を注ぎ、いわせ須賀川の歴史を築いてこられました。今を引き継ぐ私達は、次代の担い手として責任を自覚し、発展を牽引する存在として行動していかなければなりません。

では、「明るい豊かな社会」を実現するとはどのような社会を実現することなのでしょうか。戦後の日本では、国の再生のため経済発展が最重要課題と捉えられていました。その後社会は変化し、理想社会の捉え方も変わってきています。経済発展に努めながらも私達が目指す「明るい豊かな社会」を実現する運動とは、社会が変化する中で課題解決のために行動し、理想社会に近づく運動ではないかと考えます。日本青年会議所は2019年にSDGs推進宣言を行いました。「SDGs」は、「次代へのニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たす」という社会づくりを意味しています。この社会づくりは、青年会議所運動の理念である「明るい豊かな社会」に共通する社会づくりでもあります。私達は「明るい豊かな社会」を実現する運動を展開する中において、「SDGs」を推進してまいります。

2020 年に発生した新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延により、これまでの価値観は一変してしまいました。今の私達を取り巻く状況は、経済はもとより日常生活さえも変容を余儀なくされています。この不確実性の高い時代を受け継いだ私達は、先輩諸兄の精神を今一度噛みしめ、責任世代として積極的に行動していくことが必要です。日本青年会議所が戦後、国の先駆者として再建に努めたように、そして、(公社)須賀川青年会議所の先輩諸兄が地域の先駆者として、いわせ須賀川の希望溢れる未来を描き行動してきたように。次代を担う私達は立ち上がり、「明るい豊かな社会」の実現へ向け、歩みを強めていかなくてはなりません。

そのためにも、私達はより良き未来を想像しながら、守るべき未来の創造のために今を行動し、仲間と共に同じ「想い」を抱きながら、JAYCEE として目指すべき姿を 描き 青年会議所運動・活動を展開してまいります。

 

【未来を担う子ども達のために】

ICTの発展により、場所を選ぶことなく情報やモノが得られ、リモートでのコミュニケーションが当たり前となりました。子ども達も日常的にスマートフォンやタブレットなどの機器を利用し、価値観や生活スタイルが多様化しています。この多様化は、新型コロナウイルス感染症の影響により、急激に加速しています。これらの利用は便利さがある一方で、仲間と直に触れ合う体験活動の機会を失わせている一つの要因となっています。この機会が減少することで、責任感やチャレンジ精神、協同する能力の欠如など社会を生き抜く力が乏しいものとなる恐れがあります。

様々な仲間と交流することは、多様性を学び、お互いを尊重する心を育むことに繋がります。この体験が減少している今だからこそ、私達は子ども達の育成に情熱を注いできた団体として、肌で感じられる体験活動事業を展開する必要があります。子ども達が、多様な価値観の友と交流し、成功や実現などのポジティブな体験は元より、失敗などのネガティブな体験を克服することで、自ら課題を見つけ、自ら考え、判断して行動するという生きぬく力が育まれます。この肌で感じる体験こそが、子どもたちを、困難にぶつかった際でも自信に満ちた行動力で乗り越え、様々な課題解決にチャレンジする大人に成長させ、このいわせ須賀川を輝かせる人財になるはずです。

 

【魅力あるまちへ】

この地に住まう私達にとっての魅力あるまち、また、この地に訪れたいと感じてもらえるまちとはどのような所でしょう。それは、異なる視点、角度からまちを愛する人が溢れ、みんなが「いいまちだね」と感じる輪が広がっていくまちではないでしょうか。そのためにも、私達メンバー一人ひとりが、自分たちのまちは自身が参画して創るという自覚を持ち、未来に向かうまちづくり運動として新しい可能性を創り出していけるように、その基盤となる地元愛を育んでいかなくてはなりません。いわせ須賀川の魅力の一つに、豊かな自然、そして、野菜や果物などの農作物等の栽培が盛んなことがあげられます。この地の良さを感じてもらうため、これらの地域資源を活用した賑わいのある事業を展開してまいります。また、私達の責務である持続可能な社会実現に向け、これらの貴重な資源の廃棄物を活用した取り組みを併せて行って参ります。

 近年、地震や豪雨、台風などによる災害が多発しています。私達は、災害発生時に率先して地域団体と連携し、行動しなければなりません。そのためには、日頃の準備が重要です。連携は災害が発生してからでは遅く、平時から災害発生時を想定して緊密に連携を進めておくことで、防災・減災体制を構築することができると考えます。昨年、行政や災害支援団体との連携に向け、防災についての講演会を実施しました。引き続き、私達メンバー一人ひとりが、災害への備えに継続して取り組むという意識を醸成していくと同時に、地域の方々に災害への備えを身近なものと認識してもらう事業も併せて展開してまいります。

 

【厳格な組織運営】

青年会議所には、厳格に定められたルールがあり、そのルールの下に組織の秩序が保たれています。(公社)須賀川青年会議所においても、総会をはじめ、毎月開催する例会、さらには理事会など厳格な組織運営をしていくためにルールの遵守を徹底してまいりました。今後も徹底した規律の遵守、厳格な審査による理事会の運営、堅実な財務管理を行います。しっかりとした目的を持った事業を行うに当たってもその基盤となる細かな事業計画、正確な資料、事業を確実なものにするリハーサルがなければ、十分な目的を達成できません。時代に即しながらも、ルールを遵守し厳格な組織運営に取り組んでまいります。全ての運動は会議から始まります。より良い会議はより良い事業を生むことに直結します。そのために厳格な組織運営に取り組んでまいります。そして、ICTの活用など時代に即した会議を取り入れる中でも、堅実な「会議力」を基本とし、質の高い会議を行ってまいります。

 

【想いを一つに組織拡大】

近年、人口減少や経済の低迷に伴って、全国の会員数は減少の一途をたどっており、この地に存在する(公社)須賀川青年会議所も例外ではありません。この減少を改善するために近年、会員拡大への取り組みが強化された結果、大幅な会員数の減少は避けられていますが、活動年数の浅い会員が多数を占めるという状況が生まれています。私達が地域の発展を牽引する存在であるためには、より良き未来を描き、運動することが必要です。そのためにも「想い」を同じく共有しあえる新たな同志を増やし、組織を拡大してまいります。

会員拡大は、組織を活性化させると共に対外への発信力の強化という側面もあります。新しい会員が加入することで、既存会員が新しい魅力に触れ、刺激を受けることができ、会員一人ひとりの魅力がさらに磨かれます。時代に即して、成長、発展を成し遂げていくためには、一人でも多くの同志を探し続けることが必要です。

私達自身がしっかりと目的をもって事業を展開していく中で、改めて青年会議所の存在意義を認識しなければなりません。そして、誰もが青年会議所の魅力を地域の青年に伝播できるJAYCEE となることが、会員拡大を成功に導くものと考えています。今こそLOM の想いを一つに希望溢れる地域の未来のために組織全体で会員拡大を進め、組織の拡大に積極的に取り組んでまいります。

【価値を高める情報発信】

(公社)須賀川青年会議所でも Twitter Instagram といった SNS を活用し、情報発信に努めてまいりました。

しかし、十分に周知出来ていないという現実があります。私達の運動の意義を高めていくには、地域や社会を巻き込むことが必要不可欠です。したがって、より多くの人に運動の目的や趣旨を知っていただき、(公社)須賀川青年会議所の価値を高める魅力的な情報発信をしなければなりません。

地域での知名度や認知度の更なる向上のためにも、活動を報告するだけの自己満足な発信で終わらせるのではなく、本質を見極めた受け手の心を掴む魅力的な発信を心掛け、(公社)須賀川青年会議所の存在価値を高める、希望溢れる広報活動に取り組んでまいります。

 

【終わりに】

目まぐるしく変化する社会情勢の中において、しっかりと未来を見据え、今何が必要なのか、そして、それを解決するために行動することでどんな効果が得られ、未来へどう繋がっていくのか。まずは、現状を的確に理解し、その現状を改善、変革するために実際に行動することが求められます。どんなにすばらしい理想を描こうが、情熱があろうが、行動に移さなければ何も変わりません。このいわせ須賀川は、これまで先輩諸兄が一歩一歩着実に歩んできたからこそ、今があります。

私達の行動によって地域の未来は変わります。先が不透明な時代だからこそ、価値ある理想を描き、メンバー同士で共有し、議論、決断を重ねながら、積極的に行動することが大切です。しかし、これらを達成するのは簡単なことではありません。これまで積み重ねてきた歴史を正しく理解し、変化に対応しながら行動し続けることが、私達には求められています。 

本年度、(公社)須賀川青年会議所は、先駆者であるために、メンバー全員で同じ未来理想図を描き、しっかりと一歩一歩今を行動し、行動する中で私達自身も成長していきます。そして、明るい未来を示すことのできる存在となるよう一年間邁進してまいります。

 

事業計画

青少年健全育成事業

◆魅力あるまちづくり事業

◆厳格な組織運営

◆心を一つに組織の拡大

◆価値を高める情報発信

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